第4回 Jr.スポーツ活動の現場で見聞きする残念なこと

近年、NPOや民間企業が運営するスポーツ教室の広まりによって、
地域の少年スポーツのレベルアップが進んでいます。

小学校のグランドや体育館、自治体の体育館、公園等々で、
様々なスポーツに汗を流している子ども達の姿を目にする機会は
確実に増えました。

活動の頻度は種目やチーム、施設の状況等でまちまちですが、
同じ齢頃には草野球の経験位しかない私にとっては
ある面では羨ましく感じないでもありません。

カッコ良いユニフォームや練習着、
いかにも速く走れそうなスパイクを身に着けて
「プロ」然として専門的な指導を受けたり、
大勢のライバル達としのぎを削ったりする機会が多いことは
非常に価値あることだと思います。

しかし、それが「大人のエゴ」や
子どもの情操教育に対する「無知」によって、
目先の勝敗やその時点でのプレーの質にばかり目を向けている
指導のあり方については完全に否定します。

Jr.期にあっても、
スポーツが勝負の世界にあるという事実は変わりません。

ただ、教育や体験学習という要素が圧倒的に多い
発育途上段階にあるので、
「勝って得るもの」や「負けて失うもの」、
また逆に「勝って失うもの」や「負けて得るもの」を
「知る」ことに価値があることを
大人達は理解しなければなりません。

子どもの感受性や言動に与える
親や指導者の影響には非常に大きいものがあります。
使う言葉や態度、行動は、
直接的にも間接的にも子ども達に影響を与えています。

新旧含めて欲しい情報が直ぐに手に入る現代にあって、
未だに教育の現場で「残念なこと」が起きているのは
嘆かわしいと言わざるを得ません。

Jr.スポーツの現場において、
戦況によっては叩く、殴る、蹴る
という野蛮な行為が行なわれたり、
「今年のチームはダメだ」「今年は良い選手がいない」と
「子供の価値や将来の可能性」を見出せない無能な発言が
なされたりすることも少なくないことを
数え切れないくらい見聞してきました。

これらは全て
指導者や親の「ダメぶり」を示す証拠と言えます。
当然、質の高い指導など行なわれているはずもありませんが、
こういう大人に限って試合や練習試合ともなると、
やたらと感情をヒートアップさせて
怒声や唾を飛ばしまくっているのだから始末に負えません。

彼らはそこで子ども達に何を見せ、
何を感じて欲しいのでしょうか?

私は、唾を撒き散らしながら眉間にしわを寄せて、
こめかみには血管を浮き上がらせて怒声を飛ばす様を見せるような人間を
指導者と評価してはいけないと思っています。

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