真面目にアンチエイジングを考えよう…

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20160112/med/00m/010/002000c

(上の図は有料記事からの引用です。)

昨日55歳を迎えました。教え子達から「奇跡の55歳」と持て囃されて改めて考えることに至ったのですが、やはり筋肉を強化すべきです。たとえ少しずつでも。そして学術的に共通の見解ではありませんが、私個人としては最低1日5分で十分だと思っています。この「1日最低5分」の真意は…

⑴それ以上短いと強化の対象となる筋肉に十分な負荷がかかる前に運動が終了してしまう可能性がある。

⑵筋トレにも専門的スキルがあり、それを身につけないまま高負荷の長時間筋トレを行うとエイジングが進行している中高年世代では関節を痛める危険性が高まる。

⑶エイジングは刻一刻、毎日進行している「生理学的現実」なので、対抗策も「毎日」実践すべきである。それを行うには心理的、肉体的、時間的に深刻な無理をしない範囲で収める必要がある。

⑷上記⑴〜⑶をカバーするには「1日最低5分でOK」ということです。

そして、これを完全に習慣化できれば「実際に体感・視認できる」具体的な生理学的適応によって、「筋トレは良い!」ということを誰でも実感できます。その時には、取り組みを継続して「より本格的に取り組んでみよう!」というモチベーションの高まりも十分にあり得るでしょう。もっと長いトレーニングを行うのはそれからでも十分です。

かく言う私もトータルコンディショニングジムGET(gym-get.jp)をオープンした当初からすると、トレーニング頻度も時間も強度も全てがダウンサイジングしてしまっています。それでも習慣化という強力な武器を体に染み込ませることができているので、今でもこの程度のことはできています。

http://moribejuku.com/wp-content/uploads/2019/09/img_6084-1.mov

いずれも筋力や瞬発力を必要とするパフォーマンスですが、冒頭の図を参照すると20歳時を100%とした場合には60〜70%しか無くなる筋力を使って行っているわけです。

もちろん昔が今の筋力の1.3〜1.4倍もあったのではありません。トレーニングを継続しているお陰で、今でも筋力や瞬発力を維持できている(以前より強化されている部位や機能もあります)ということです。

私にできることであれば、みなさんにも必ずできますし、むしろもっとレベルの高いことにも挑戦できるはずです。実際のところ遺伝子検査をしてみて分かったのですが、私の速筋線維の比率は低いことが判明しましたから。ということは遺伝的素質よりも後天的努力や工夫の方が影響が大きいということです。

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